津幡町の封筒に広告を載せていただきました。
11月末頃、津幡町民が働く職場に給与支払報告書の封筒として届くと思います。
ちなみに、津幡町民が在籍する企業は約6000社以上あるそうです。
どなたかの目に止まって、お仕事に繋がることを祈っています。
デザインは自前で作ってみました。いかがでしょうか?
2018年9月21日、弊社サイトのinformationでもお知らせしておりました、第1回石川・金沢IoTビジネス共創ラボに参加してまいりました。
石川・金沢IoTビジネス共創ラボには幹事企業として参加させていただいておりますので、当日は受付とカメラ係を担当しました。
不慣れで途中受付に行列ができたり手間取ったりしてご迷惑おかけしました。
しかし、受付に行列ができるほど盛況で、50人以上の方々にお越しいただきました。
勉強会では各企業様から活動紹介がございました。貴重なお話を聞くことができ、大変勉強になりました。
弊社も会社紹介とこれまでのIoT事業の実績を簡単に紹介させていただきました。
勉強会後の懇親会もすごく活発で皆様と名刺交換させていただきました。
また、懇親会での始まりでは、弊社吉村が元お笑い芸人だということで急遽乾杯の音頭をすることになりました。
土日にひらかれる他のセミナー等では個人のスキルアップとして参加される方が多いですが、石川・金沢IoTビジネス共創ラボではやはり企業のビジネスとして参加される方が多かったように思います。
ソフトウェア開発会社だけでなく、製造業や運送業の方もおられて他業種の方と交流できる機会になりました。
地元の企業の皆様にとても関心を持たれていると感じることができ、今回初めて知り合う方もたくさんいらっしゃいましたので、幹事企業として参加できてよかったと思います。
平日のお忙しい中、お越しいただいた皆様大変ありがとうございました。
第2回以降もございますので、ぜひ皆様お越しください。
2018年7月7日から8日にかけて、金沢駅東口もてなしドームにてNT金沢が開催されました。
弊社は去年に引き続き協賛させていただきました。
当日、弊社もNT金沢を体験してきましたので、感想をまとめたいと思います。
当日は大雨の影響で参加予定の人が来れないということもあったそうなのですが、
県内外から大勢の出店者、来場者がいらして、会場は大賑わいでした。
今年は出店数が100を超え、例年以上の規模になっているそうです。
ここからは、実際の作品に触れてみた感想を作品の紹介を交えながらお伝えしていこうと思います。
本当にたくさんの出店があるため、一部抜粋してご紹介いたします。
五味さん制作の「アベンジャーズ インフィニティウォー インフィニティガントレット」
手で握りこぶしを作るとインフィニティ・ストーンが光ります。
五味さんはNT金沢の主催者の一人でもあるため、運営をしながらの出店となります。
五味さんの発想や行動力にいつも驚かされます。
実は、弊社のアプリ開発のご協力もお願いさせていただいております。
装着するとこんな感じ。かっこいい。
「バルーンで桜の木を作ろう」という、来場者が風船を膨らましてメッセージを書いて貼り付けるコーナーがありました。
みんなの夢が叶いますようにという思いを込めて、真ん中に「Dream」の風船を掲げてきました。
自社のアプリで社会貢献するという自分たちの夢も叶うよう、これからもがんばっていきたいですね。
「光る!前骨格ロボット」が会場内を歩き回っていました。石川モンGさんのステージイベントでもコラボしており、おもしろかったです。
アナログとデジタルの融合です。ロボットの名前を聞くと、「前骨格ロボット」とのことです。ハイタッチさせていただきました。
(SIHOさん撮影)
「ご当地ロボ 石川モンG」さんのステージが楽しかったです。スクリーンにVTRを投影して絶妙な雰囲気を作り出していました。
真ん中のロボットも音楽や人間の動きに合わせてダンスしており、見ていて気持ちが和らぎました。
(SIHOさん撮影)
「トイドローンTelloを制御する魔法の杖」
光るステッキでドローンを操ることができ、遠目から見るとまるで魔法でドローンを動かしているかのようです。
自分でも触ってみたくなり、お願いして魔法の杖を使わせていただきました。
ドローンが墜落して羽が亡くなり新品に取り換えるというハプニングを抜きにすると、うまく操縦できたかと思います。(本当にごめんなさい。)
人間の動作による直感的な操作ができるため、難しい説明を読まなくても操縦可能にさせているのはインターフェースとして大変優秀だと感じました。
感想とともに出店の一部を紹介させていただきました。
他にも楽しい出店がたくさん展示されており、それぞれ特徴があって飽きることなく会場を歩き渡ることができました。
NT金沢2018はこれまでにない盛況でイベントも大成功だったようです。
ノークレーム・ノーハプニングという話も聞きました。素晴らしいですね。
これまで積み上げてきたノウハウによって、運営と出展者の役割分担がしっかりと区枠され、皆さんが責任を持って行動できるように整備を行っているようです。
協賛することで参考にできることがたくさんあったため、弊社も大変勉強になりました。
出店者の皆様、運営の方々、大変お疲れさまでした。また、来場してくださった皆様、誠にありがとうございました。
これからもBeta ComputingはNT金沢を応援していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。
なお、NT加賀が今年の冬にあるみたいなので、そちらも乞うご期待!
皆さんこんにちは。作業場の空気は快適ですか?
前回の記事では、弊社のオフィスの空気の悪さに憤り、二酸化炭素濃度をM5Stackで取得し、濃度が濃くなったら怒ってもらう機能の実装までやりました。今回はいくつかの改善を行いつつ、実際に使ってみての反応についてまとめます。
二酸化炭素センサが外に出ているのが少々不格好だったので、M5Stackの中に組み込みました。組み込むにあたり、M5Stack用プロトモジュール(スイッチサイエンスで購入)を2個購入しました。
プロトモジュール1つだけだと二酸化炭素センサがケースに収まらないため、下記の図のように1つのプロトモジュールに二酸化炭素センサを実装し、もう片方のプロトモジュールの基板の真ん中を切り取り、それらをスタックすることで、二酸化炭素センサが収まるようにしました。
M5Stackのモジュールはケース付で売られているため、外観を綺麗にでき、基板を保護できる安心感があっていいですね。
また、1日の二酸化炭素濃度の推移を確認し、分析を行うため、グラフ化しようと考えました。その為、30分ごとのデータの平均を取ってグラフしてM5Stackの画面に表示しつつ、下記の図の流れでWebで見れるようにしました。
現在弊社のやり取りはチャットツールのSlackを使っています。このサービスに通知されるほうが皆が見やすい為、Slackにグラフデータを送る方針で考えました。
Slackに対しデータを送る手段として、Webサービス同士をつないでくれるIFTTTを使うことにしました。IFTTTのThis(送り元のサービス)をWebhooks、送り先をSlackにすることで、M5Stackから送ったWebリクエストをIFTTTがSlackに投稿してくれます。
また、グラフを画像化するため、URLを画像に変換してくれるImage Charts APIを使って、グラフURLを投稿するようにしました。(このサービスは非推奨APIですが、手っ取り早く始めたかったので暫定的に使いました。ごめんなさい。)
そんなこんなで完成し、実際にオフィスで使い始めました。実際とれたデータを下記に示します。
今は大分暑くなり、下画像のように基本的にオフィスの窓を開けているのですが、12時から人が増えて二酸化炭素濃度が増え、14時に窓だけでなくオフィスのドアも開けたところ、二酸化炭素濃度が減ったことがわかりました。空気の通り道が増えた為でしょうか。
また、たまに頭痛がすると言っていたエンジニアが、換気を始めたら頻度が減ったとのことで、効果が出ているように思えます。もし頭痛がしたり、頭がぼうっとする方も、そうでない方も、換気してみてはいかがでしょうか?
皆さんこんにちは。突然ですが皆さんはちゃんと換気していますか?
弊社のエンジニアが、オフィスでよく頭が痛くなるという話をしていて、Web上で調べてみると、室内の二酸化炭素濃度が高いと、集中力や意思決定に支障をきたしたり、眠くなったり頭痛を引き起こす等の症状を起こすそうな。1000ppmを超えると思考力に影響し始めるとの報告もありました。
試しに弊社のオフィスの二酸化炭素濃度を測ってみると・・・
うわっ…職場の二酸化炭素濃度、高すぎ…?
しっかり換気をしたいのは山々なのですが、弊社のオフィスは夏は熱く、冬は寒い。おまけに雨もよく降る。できる限り窓は開けたくない・・・
ということで適切な時間に換気することを呼びかけてくれるシステムを作ってみました!
・M5Stack Gray(スイッチサイエンスで購入)
・二酸化炭素センサー(MH-Z19B : Aliexpressで購入)
・ロジックレベル双方向変換モジュール(スイッチサイエンスで購入)
・音声合成用ライブラリ(AquesTalk pico for ESP32 使用ライセンス : アクエストオンラインショップで購入)
M5StackはWifiとBluetooth搭載モジュールのESP32をベースに、320×240のフルカラーLCDやスピーカー、リチウムイオン電池にケースまで付いたものをワンパッケージにしてあり、ArduinoIDEやmicroPython等開発環境も充実しているので、Maker界隈でもホットな優れものです。今回準備したものは9軸センサ付きの「M5Stack Gray」ですが、今回の用途であれば安価な「M5Stack Basic」でも大丈夫です。
二酸化炭素センサーは0-5000ppmのデータをPWMもしくはシリアルで取得でき、比較的安価なものを選びました。
二酸化炭素センサーは5Vで動作しますが、M5Stackは3.3Vで動作するので、ロジックレベル双方向変換モジュールを挟んでデータを5Vから3.3Vに変換します。
今回換気が必要になったら音声で注意してもらおうと思い、SDカードのmp3ファイルを再生させようと考えていましたが、より柔軟にメッセージを変えてみようと思い立ち、音声合成ライブラリを使うことにしました。
音声合成用ライブラリは、軽量な音声読み出しライブラリとして名高いAquesTalkをM5Stackの内部のESP32用に作られたものを使っています。これにより、文字列から音声に変換し、再生することができます。ライセンスが無くても試用はできますが、制限等も出てきますのでライセンスを購入しました。
今回のざっくりとした配置図は下記のようになります。
今回プログラムで実装した機能は下記の通りです。
下記の動画のような感じで動きます。
次の記事では機能を追加しつつ、実際に使ってみたレポートをまとめます。