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M5StackとTWELITEを使って郵便ポストをIoT化してみた

弊社は古い建物なので不便なことがいくつかあります。
その中でも、ポストが外にあるため、何か届いてもすぐに気づかないという問題がありました。

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そこで今回、ポストをIoT化して何か届いたときにPCやスマホに通知がくるようにしました。

 

方法について

ポストIoT化に向けて方法をいくつか考えました。
ポストに何か届いたときの検知方法が難しいところです。

①ポスト底に設置した重さセンサでモノを検知
②ポスト天井に取り付けた光センサでモノを検知
③ポスト天井に取り付けたカメラでモノを検知
④ポスト差入口に取り付けた傾きセンサーで開閉を検知
⑤ポスト差入口に取り付けた磁気センサーで開閉を検知
などなど

検知率、電池持ち、手軽さを考慮して、
⑤ポスト差入口に取り付けた磁気センサーで開閉を検知
の方法でポストIoTを実現することにしました。

 

用意するもの

今回はM5StackとTWELITE、磁気センサーを使って実現します。

詳細は下記リンクを参照ください。

www.switch-science.com

mono-wireless.com

 

下記6点用意したものです。

①M5STACK-GRAY

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②トワイライトワイヤレスモジュール TWE-Lite-Red-Dip ワイヤアンテナ

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③トワイライトワイヤレスモジュール TWE-Lite-RED-DIP UFLコネクタ (半完成品セミキット)

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④トワイライト平面アンテナ TWE-AN-P4208-100

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⑤LED付きケース入りリードスイッチ(磁石付セット)MCD-14AG

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⑥電池ボックス

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構成

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磁気センサーで開閉の検知を、TWELITEを通して、M5Stack側に送ります。
M5StackからはIFTTT経由で、Slackに通知します。

雨や雪、湿気に耐えられるように、防湿防錆絶縁剤のスプレーを基盤に吹きかけておきました。効果の程はわかりませんが。。。

そして、取り付けた写真がこちら。
差入口に磁気センサーを取り付け、TWELITEと電池ボックスは邪魔にならないよう天井に貼り付けておきました。 

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外から見ると取り付けていることは分かりません。郵便局員さんも普通に使えます。

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M5Stack側は玄関に設置しました。

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ポストの中から電波が届くか不安だったので、TWELITEに平面アンテナを取り付けたのですが、もしかすると無くても大丈夫だったかもしれません。
画面は真っ暗にしていますが、ちゃんと動作しています。

 

使ってみた

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ポストに何か届くと、Slackで通知が来るようになりました。
PCでもスマホでも確認することができます。

仕事部屋にいたまま、何か届いたことにすぐ気づいて取りに行くことが出来ます。
重要な資料や急ぎの書類も見逃すことがなくなりました。

休みの日や外出中でもポストの通知に気づくことができて大変便利です。
設置してから3ヶ月以上経ちますが、省電力なので電池もまだまだもっているようです。

問題点は、ポストから取り出すときも反応してしまい通知が来てしまうという点。
誰かが取り出したかどうかのチェックもできるということで、こちらはご愛嬌。